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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ □                               □ ■      米国西部、奇岩と峡谷の国立公園   第027号  ■ □                               □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  こんにちは。hal-9000です。  グランド・ステアケース・エスカランテの原稿は半分以上書いたので すが、今日には間に合いませんでしたので、小ネタとして、未舗装道路 についてお話しします。  実は、エスカランテの話の中に書いてあったのを、切り出して、少し 書き足したものです(^^;)。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ┌─────┐ │未舗装道路│ └─────┘  この地域の国立公園などを訪問するには、ほとんどの場合、アスファ ルトで舗装された道路だけを走れば済みます。  しかし、一部の公園や、公園内の一部の場所に行くには、未舗装道路 を走れると、かなり行動範囲が広がります。  未舗装道路にも、普通の自動車で走れる道路と、四輪駆動車でなけれ ば走れない道路があります。  これは、たいていの場合、地図で、明確に区別されています。  ただ、四駆専用となっていても、実際には、普通の車で行ける所も、 たくさんあります。  安全寄りに、四駆専用と表示されているのでしょう。 ┌─────────────┐ │普通の車で走れる未舗装道路│ └─────────────┘  普通の自動車で走れる未舗装道路は、とても快適です。日本の平均的 な未舗装道路よりも、ずっと整地されています。  石ころではなく、土や砂が多いため、走りやすいのですが、砂埃がす ごいですけど(^^;)。  水平な場所で、対向車がなければ、時速60kmくらいでも、あまり 危険を感じません。  ただし、そのスピードで走っていると、急ブレーキは絶対にかけられ ませんので(スピンすること間違いなし)、見通しの良い場所だけでし か、そんなにスピードは出せませんが。 ┌─────────────┐ │四輪駆動車専用の未舗装道路│ └─────────────┘  四駆専用の道路は、一転して、日本人には馴染みのない、走りにくい 道路が多いです。  道路が凸凹していて乗り心地が悪い、というレベルではありません。  これは道路か!? と思うくらい、岩がゴツゴツしていて、どこを走 ったら良いのかわからないような所が、たくさんあります。  そういう所は、タイヤがどこを通っているのか、感覚でわからないと、 全く走れません。それがわからない人は、1m毎に止まって、車から降 り、タイヤの位置を見る必要があります。  また、どこをどう走っても、車のボディを擦ってしまう場所もありま す。  ボディを擦るだけならまだ良いのですが、エンジンを擦ると、オイル が漏れたりして危険です。  サスペンションを打っても、走れなくなります。  路面が良いので油断して走っていると、突然段差があって、自動車の 底をゴツンと打った、なんてこともありました。  あと、私は走ったことがありませんが、道路が急に直角に曲がってい てタイヤを滑らせないと曲がれない所とか、砂でスタックする(タイヤ が滑って動けなくなる)ことが多い道路などもあります。  四駆専用道路の一部には、例えば「この道路は3.5」なんていう難 易度ランクがあるそうです。  各道路のランクは、四駆の雑誌などには載っているらしいのですが、 地図や現地でも、なかなか表示されていません。  国立公園内については、ビジターセンターで聞けばわかります。  筆者は、ランクがあると知ったのは割と最近ですので、各道路のラン クはあまり良く知りませんが、行こうとしている道路が難しいかどうか は、何回か聞いてみました。  実はこれが、あまりアテになりませんで、簡単だと言われた道路が意 外に難しかったり、その逆もありました。  ただし、「非常に難しい」という所は、本当に難しいようです。  国立公園の中で、砂でスタックしたり、エンジンを擦って故障したり すると、近くの街から牽引車を呼んで修理工場まで引っ張ってもらうこ とになります。  牽引料金は、たいていの場合、街中、あるいは街の近くで故障した車 を引っ張ることを前提に料金体型が決まっていますので、1マイルいく ら、という感じです。100マイルいくら、ではありません。  国立公園などから牽引すると、かなりの距離になるため、ざっと千ド ルくらいかかるそうです。  レンタカーの場合、保険は効きません(牽引代も、修理代も)。 ┌──────────────┐ │未舗装道路では保険が効かない│ └──────────────┘  保険の話が出ましたので、少し敷衍しておきます。  レンタカーの保険は、多くの(おそらく全ての)レンタカー会社にお いて、未舗装道路で、未舗装であるが故に発生した事故については、保 険が効きません。  未舗装であるが故に、っていうのは、どういう意味だか正確にはわか りませんが、エンジンやサスペンションを地面にぶつけたり、砂でスタ ックしたりというのは、間違いなく、未舗装であるが故でしょうね。 ┌────┐ │雨に注意│ └────┘  未舗装道路の一部は、小川を渡っていることがあります。  小川といっても、普段は水が流れておらず、雨の時だけ水が流れる所 が多いです。  こういうところは、橋で渡るのではなく、単に川の上を走って渡りま す。  水がないですので、川の上を走っても、特に問題はありません。  しかし、雨が降ると、こういう小川に水が流れます。  水深5cmくらいまでなら、普通の車でも、助走して一気に渡れば、 走り抜けることができます。  ただし、車が泥水を被り、真っ黒になります(筆者経験あり)。  この場合、レンタカーを返す前に、洗車しておかないと、トラブルの 元です。  筆者は、安いレンタカー会社から借りた時だったのですが、車を返す 時の係員があまり教育を受けていないタイプの奴で、「罰金として貸し 出し期間全部にわたって1日数百ドルを課す」、と言い出されたことが あります。この時は20日以上借りていましたので、全部で70万円く らいになりました。早朝のため他の係員がおらず、ずいぶん手こずりま した。  帰国後にカードに請求された金額を見たら、本来の料金よりも200 ドルくらい余計に取られていました。  閑話休題。  ここで、問題は、水が流れ始めてしまった場合に、ゆっくり走り抜け るのが良いかどうかです。  ゆっくり走ると、川の中でスタックする危険性がありますよね。  ですので、筆者は、ゆっくりと渡ることは、避けた方が良いと思いま す(本当にスタックしやすいのかどうかは、筆者にはわかりません)。  増水した時のことを考えると、川の途中でスタックするのは、非常に やばいです。  雨が降り始めてから、小川に水が流れ始めるまで、あまり時間があり ません。  小川を渡るところは、水が流れていなくても、走ればわかります。  そういう所を通ったら、雨に注意して、もしも降り出したら、すぐに 帰りましょう。  なお、水が流れ始めるまで早いですが、雨が止めば、水が止まるのも 早いです。水が流れ始めてしまい、渡れるかどうか自信がなかったら、 雨が止むのを待つのも手かも。長雨にならないことを祈りつつ(^^;)。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ┌────┐ │次号予告│ └────┘  グランド・ステアケース・エスカランテと、コダクローム・ベイスン の原稿を準備中です。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ┌───────────────────┐ │米国西部、奇岩と峡谷の国立公園について│ └───────────────────┘  米国西部には、グランドサークルと呼ばれる、奇岩、峡谷の多い地帯 があります。  ここには、鉛筆を立てたような岩、アーチやブリッジ(どちらも橋)、 大きな丸い岩が今にも落ちそうに高い所に乗ったもの、形の整った岩、 整っていない岩、空がほんのちょっとしか見えない深い峡谷、見事な絶 壁、雄大な景観などが、たくさんあります。  グランドキャニオンは有名ですが、アーチーズ、キャニオンランドな どは、日本では今一つ有名ではありません。また、国立公園以外の場所 にある面白い岩などは、「地球の歩き方」にさえほとんど載っていませ ん。そういう見所をご紹介します。  この地域は、とても面白いです。素晴らしい経験ができます。ぜひと も、日本人の訪問が増えて欲しいと願っています。  登録・解除はこちらから   http://www.mag2.com/m/0000245249.html  過去の号はこちら   http://archive.mag2.com/0000245249/index.html  ホームページ:http://www.hal-9000.org   奇岩峡谷については、まだちょっとしか掲載していません。   抽選で天体写真プレゼント実施中。この地域で撮った写真がたくさ  んありますので、ぜひご応募下さい。  連絡先メール:mag@hal-9000.org   ご意見、ご感想、ご質問は歓迎します。   必ずしも返信するとは限りませんので、ご了承下さい。   頂いたご意見等は、メルマガで紹介させて頂くことがあります。   ペンネームをなるべくご記載下さい。  間違いだらけの天体望遠鏡選び(姉妹誌)   http://www.mag2.com/m/0000193166.html  天文趣味を始めてみよう(姉妹誌)   http://www.mag2.com/m/0000193171.html  一日一問、難問ナンプレ(姉妹誌)   http://www.mag2.com/m/0000193285.html ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
           
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